インターナショナルプリスクールでの勤務しているというと、よく聞かれることシリーズ。
これは本当によく聞かれました。
他の保護者の方って英語ペラペラですか?
親が英語話せないんですけど、
子どもをインターナショナルプリスクールに通わせてもいいですか?

Contents
インターに通わせる親の英語レベル
特に見学に来られ、いろいろ質問される中でよくある質問です。
他の保護者の英語レベルについてはよく聞かれます。
一概には言えませんがケース別にみたいと思います。
英語がよく話せる保護者<ケース1>
過去に保護者が海外に住んでいた、長期留学していて
お子様にも英語を話せる環境を!と考えられるケース。
海外駐在家庭で、
日本に帰ってきている間も
語学力をキープするためにインターナショナルプリスクールに通わせるケース。

ここに該当する保護者の方は全員がそうではありませんが、以下を質問される方も多い印象です。
・外国人教師の出身国
ネイティブの先生が多国籍のスクールは、出身国も多国籍になる場合もあるので、
英語の訛りを気にされる方が多い気がしました。
マイナスな意味を持っているわけではなく、自分が育った国の訛りに親しんでほしくて
「イギリス出身の先生は?」「アメリカ出身の先生はいますか?」等、国を指定して聞かれる方もいます。

・保育士の英語レベル
こちらも、英語がお上手な保護者から質問がある項目です。
たくさん時間を過ごす保育士の英語レベルが低かったら、
発音が日本語英語だったらどうしよう。
高いお月謝を払っているからこそ、気にされるのは当然だと思います。
ただ、
過去の投稿記事(インターナショナルスクール保育士の英語レベル)でも紹介したのですが
実は英語力不問で募集されていることは少なくないです。
過去記事:インターナショナルプリスクールで働く保育士の英語力、TOEIC何点レベル?

英語ができない保護者<ケース2>
保護者の方がおっしゃる
「英語が全然できないんです」には実は色々なケースがあるので
一概に、英語が全くわからないというレベルはさまざまです。
ただ、話すのが苦手ということだと思います。
ネイティブ教師が話している内容は大枠理解している
ようですが
回答は全て日本語でされる方もいらっしゃいますし、
もしくは
ご本人曰く「全くわからない。」とのことで
必ず保育士を確保して
ネイティブの先生とのお迎えの時の会話に
望まれる方もいらっしゃいます。
ただ、お子様に影響されたり、
お迎えの際に、ネイティブの先生と楽しく他の保護者が話すのを見たり、
外国籍の保護者とどうしてもかかわらなければならない場面が増えると
保護者の方との世間話の中で
「そろそろ、私も英語頑張ろうと思うんですけどね!」
とお話しいただくこともあります。
インターに行くことで家庭にも外国の環境を持ってこれるのも確かです。
実際それを味合わせたいのか、
ご兄弟をお迎えに積極的に連れてこられる方もいるようです。
外国籍の保護者<ケース3>
日本人のためのお受験向けのインターによっては、
該当の保護者がいない場合もありますが、その他のケースとしてはこれです。
外国籍の保護者がいる場合、
もちろんネイティブの場合は英語が話せます。
その他の国籍でも、
日本語に自信がなくインターを選ばれる方もいますので
このケースの保護者は英語が堪能です。
といいますか、通常の園とのコミュニケーションは英語です。
英語普通レベルの保護者は少ない!?
普通レベルというと定義が難しいのですが、
参照:TOEIC公式サイト
個人的な印象としては
レベルC後半でしょうか。
ものすごく英語を流暢に話すわけでもないけれど、
相手が話す必要な英語をなんとなく理解して、
なんとなく話せる保護者は
個人的な意見ですが、
他のケースの保護者と比べ少ない印象です。
そのレンジの保護者はあまりインターに必要性を持っていない気もします。
恐らく保護者自身が
通常の学校生活である程度、自身で身につけることができたから
特に必要ないと思われるのでしょう。
結論:インターの保護者の英語レベルは?
いろんなレベルの親がいます。
ネイティブの保護者から、全く話せない保護者までいらっしゃいます。
・英語習得に苦労した親
海外生活、留学なので本人が苦労して英語を習得している。
英語を話すことがそもそも好きという印象の保護者。
・必要に迫られている親
日本語が話せないので、インターに通わせる必要がある保護者。
海外で生活する必要があり英語習得、またはキープする必要がある。
・英語を話すことに憧れるを持つ親
英語が苦手だったので、子どもにはできるようになってほしいという親
大きく分けるとこんな感じかなと思います。
だから心配はいらないとおもいます。

英語がわからない保護者もインターに来て大丈夫!
外国籍の保護者<ケース3>のように
日本語でのコミュニケーションが難しい場合は、
英語で全て保護者とコミュニケーションを取ります。
ということは逆にいうと日本人保護者とのコミュニケーションは
日本語でも構わないのです。
だから、英語が話せない保護者もインターには多いのです。
日本にある、日本人向けに作られている
インターナショナルプリスクールは
日本語にしっかり対応しているところがほとんどだと思います。
心配な場合は
日本語で電話問い合わせをしてください。
そこで英語のみの対応だったら今後心配だと思いますが、
ほぼ、日本語での問い合わせに全く問題なく対応してもらえるとおもいます。
